派遣さんが、怖いです。怖くなってしまいました。
同じチームだった派遣さんに手酷く言われてから、距離を置いてしまいます。
派遣さんたちから、私はどう見られているのでしょう。裏切り者として見られているような気がしてしょうがないのです。
結局お前もそっち側か、と見られているような気がしています。
私が何を言われたのか、何を言ったのか、言わなかったのか、なんて関係なく、『同じ立場のように喋っておいて、でも結局は社員なんだから』というような目線で見られるようになったと感じています。
聞いていました。人が足りないから入れて欲しいという不満。K次長への不満。社員の悪口。
でも、派遣さんが社員の悪口を言っているのを聞いたことがありますか?と聞かれた時、私は漏らさなかったんですよ、と言える訳もなく。あの人私のことを避けているなぁ、あの人とは最近喋ってないなぁと感じながら寂しく感じます。
反対の立場だったらどう思うか、なんて余裕で考えられるから、想像だけで怖がっているだけかもしれないです。
けれどそこはたぶん、気のせいではない。明らかに喋らなくなった人、距離が置かれるようになった人を感じるのです。そういう時の勘は、これまでの経験から信じることが出来ます。
今まで、社員だからとか派遣だからとかにこだわらずに生きているつもりでした。
なのに結局は、派遣だから怖いだなんて、一番囚われているじゃないかと自分自身にうんざりして、恐ろしくて。
怖いんです。信じられなくなるのが。好きだった人を憎むようになるのが。自分も他人も信じられないのが。
以前に比べれば少しは吹っ切れたけれど、壁はまだ高くて自分の弱さにがっかりします。私の席からは全ての派遣社員の席が見通せることに、7月頭以来毎朝どきりとします。
どんなに足掻いても立場の差は選んだものだから埋められなくて、権限の差も埋められなくて、でも心は同じに出来るかもって思っていたのに自分自身が出来ていなかった。
寂しい悲しい悲しい申し訳ない。
それでも、社員として在るしかない。今日も出社します。