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八咫烏シリーズにぞっこんです。 阿部智里氏の小説、シリーズ物でまだ続きがどんどん出るでしょう。出て欲しい。 なんとなく手に取ったのに、いつの間にかその世界に没頭していました。 お前ぇぇぇーー!!と長束彦ばりの声をあげてしまいそうになったことも…
会社の行き帰りに、小説を、よく読んでいます。 文字を読んでいると、往復3時間40分だってあっという間です。時間の無駄と思いたくないので、本当に面白くない本は、たとえ最初のページだってそこでやめてしまいます。 当たりだと言える本はそう多くはないけ…
久しぶりに自分の卒論の謝辞を読もうと思ったら、まさかのこちらのブログには載せていませんでした。 ので、卒業してもうかなり経ちましたが、こちらにnoteの自分の記事から転載します。 note投稿日:2019年2月2日 卒業論文を提出しました。卒論には謝辞とい…
tyuruyuuka.hatenablog.com 私へ相変わらず楽しく暮らしています。 引っ越したいと言いながら、引っ越しは未だにしないままです。 何も残さないまま今年を終えてしまう恐怖に怯えています。好きなものが増えたか、自信がありません。嫌いなものは残念ながら…
去年の私からハガキが届きました。 tyuruyuuka.hatenablog.com
Twitterでバズっていたので、「#名刺代わりの小説10選」というタグを初めて知りました。 そういう読書好きのための活用法があるのだなぁと思いながら、私の中で決めるとしたら何になるかなぁと考えました。 私の中では好きな本というよりも、人生に影響を及…
1993年集英社の松本侑子氏訳「赤毛のアン」を読み終わりました。 訳注が充実していて、色々な言葉の解説、出典が豊富で満足感が高いものでした。村岡花子氏の訳では省かれている部分も訳されているので、少し不思議に思っていたところや不自然だと思っていた…
陸上部と料理研究部の高校生を描く額賀澪著「タスキメシ」。 久しぶりに、本を読んで泣きそうになりました。 沁み入ったのが、上に立っていく人間の、期待や責任や重圧を描いた言葉でした。 「どんな世界だって、上に行く奴っていうのはそういうものを無理矢…
小田嶋隆氏の「小田嶋隆のコラムの切り口」という本を、パラパラめくっては読み、めくっては読みとしているうちに一冊読み切ってしまいました。 その中でも、とても良いなと思ったページがありました。 サラリーマン一年生の時、私は、そのまま会社をやめて…
赤毛のアンシリーズを全て読み終えました。 名作は、名作だから読み継がれているという理由をはっきりと知ることのできた小説でした。しかし、他人に勧めて全部面白いよ!と言えるかと問われればそうでもなく。 1〜3巻をぜひ読んで欲しい、それから「アンの…
ロシアとウクライナのことが話題になり始めた頃、私は「アンの娘リラ」を読んでいました。(モンゴメリ著・村岡花子訳) 第一次世界大戦が始まった作中の世界が、現代の世界と繋がって、辛くて辛くてしょうがありませんでした。 アンには6人の子どもたちがい…
私にとってアンは、その少女時代こそ光り輝くものであったのかもしれません。 期待に満ち満ちて読んだ5巻は3巻までのときめきをもたらさず、感動をおぼえられなかった自分にいささかがっかりしています。 風景や心の描写が大変好きなので、手紙が多く出てく…
赤毛のアンシリーズにどんなに私が心が奪われ捕われているか、どう書いていいのか迷うほどです。 私の伝記を書くとしたらこの本に触れずには話が進まないほど、人生に影響を及ぼした本のうちの一つになることはまず間違いありません。 私のアンは今朝方プロ…
赤毛のアンを読みました。モンゴメリ作、村岡花子訳。 昔子どもの頃、アニメで見た時は心惹かれませんでした。おしゃべりで想像力豊かな女の子に魅力を感じなかったからです。 それは今思い返してみると、自分自身に近かったからかもしれません。 27歳になっ…
何度も、読み返す文章があります。 今の私が、好きな文章と言われた時に思いつく文章たち。 最後の一文が、どうしようもなく好きです。 とてもあたたかい気持ちになれる小説。 18禁だけど!描写もそんなにないので!というか家族の物語だから! 30回は読み返…
例えば、なぜ生きていかねばならないのかと自問自答してしまう日。 例えば、もう何もかも面倒くさくて、一生笑えないんじゃないかと思ってしまう日。 例えば、上手くいかなかったことばかりが思い出されてしまう日。 ただ、自分の中にいる泣き虫な自分と手を…
自信を持っておすすめできる、しかもネットで無料で読めてしまう漫画をご紹介します。 ○働かないふたり (働かないふたり@吉田覚) 題名の通り、働いていない兄妹のお話。世の中悪いことだけでも悪い人ばかりでもないと思えてくる、やさしいお話。 キャラが…
いつまでも続くような物語が好きです。 小説の最後、「で、どうなったの?」が分からない作品が好きです。 彼女はどこまでも歩き続けられる気がした、とか見上げると青い空が広がっていた、とかとにかく、その後どうなったかを読者に任せるような、そんな結…
【たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私を攫つて行つてはくれぬか】[俵万智さんのエッセイでこの歌が紹介されていて、河野裕子さんを知りました。それから気にはなっていたのですが、エッセイ集を図書館で見つけたので読んでみました。 「わたしはここよ」…
「星のようにあってほしい人がいます。常に変わらず輝き、不安になったり迷ったとき、見上げればただそこにいる。近づくことはないけれど、遠ざかることも決してない。 求めるのは、星の距離感。」坂木司さんの小説『夜の光』の“あとがきのような献辞”にこん…
私はバブルを知りません。私が生まれた時から今まで、華やかな好景気は訪れていません。聞こえる言葉はリーマンショック、不景気、就職難。 だから、私はバブルが実際にあったことという感じがしなくって、どこか夢物語のようにも感じてしまいます。 けれど…
星を見るのが、昔から好きです。月と星の、大きいはずなのに小さく見える距離。遥か昔から届く光。自分がちっぽけだと思い知らせてくれる、とてつもなく大きなものを見ると安心してしまうのは、なぜなのでしょう。大きな未来には、怖れを感じてしまうという…
大学の友達のMちゃん、ものすごく美人なんです。もう、とんでもなく。間違いなく、私が今まで見たことのある人類の中で一番美人です、彼女。そのMちゃん、先輩に贔屓されてるとか優遇されて当然と思ってるとか、先生に取り入ってるとかそんな類の噂が私の耳…
伊坂幸太郎さんの「火星に住むつもりかい?」をご存知でしょうか。最近私が読んだ本の中で一番ショックだったというか影響を受けたというか、とにかくすごい引力を持つ作品でした。一言で感想を述べると、怖い、です。一文だと……、こんな国になったらと思う…
今日お仕事してきたあとにブックオフに寄ってきたんですよ。ここ最近ずっとなんですけどね。で、唯川恵さんの本ということは覚えてるんですけど、本を読んできたんですね(題名覚えてない)。ああ、ブックオフに行ったら本しか読めないか。他に何読むんだよっ…