やっぱり彼について書くことは止められなさそうなので、観念して、ちょこちょこ書き溜めて放出することとします。
BGMにはこれを。
アニメ「デキる猫は今日も憂鬱」オープニングテーマ、『憂う門には福来たる』。
原作の漫画が大好きで、見てみたらこの曲が頭の中に流れ続けていました。朝エンドレスループしながらメイクしたりしています。
2023/08/16
席が空いていなくて、彼の斜め前の席で作業をしていました。
「いつの間にかちゅるさんがいる……席追い出されたんですか?」
「違うわ! 向こうの机資料広げてて場所なくてさ」
といつもの会話をしていたら、彼の隣にいる派遣のIさんが「そんなこと言っていいんですか?」と言っていました。それに対して、
「ちゅるさんこれくらいじゃ怒りませんよね」
という彼に、こんな信頼は要らない!と思いつつもその信頼が嬉しかったです。
2023/08/21
課長がいなくて、そのせいだと思うのですが彼ものびのびしていて、私と3回くらいは話しました。彼は相変わらず私をいじるのが好きで、いたずらな顔で失礼なことを言ってきて可愛く感じます。
嬉しいことはもう一つあって、彼は帰る時に課長の隣、つまり私の席の近くに業務時間を記載して帰るのですが、課長がいないのに「お先に失礼します」って挨拶したんです。お姉ちゃんはその成長が嬉しいよ……という気持ちになってしまって、自分でも気持ちが悪い。
それにNさんと喋っているのを初めて見たり電話で笑ったりしていて、何だかあのチームでの仕事以降、彼は本当に明るくなりました。楽しそうな彼を見るのは楽しい。
成長が、嬉しい……。
2023/08/22
先輩と次長と喋っていたら、彼が自分から会話に入ってきました。なんと、わざわざ席を立って。
あなた、そんな子だったっけ……?
次長も驚いたみたいで「関わりを持ってたいんだなぁと思った」そうですが、私は彼と喋ると楽しいので、彼もそうであると嬉しいです。
2023/09/06
昼休みにレンジがおかずを温めてくれるのを立って待っていたら、彼が食堂から帰って来て、話し掛けてきて、そのままお喋りをしました。初めてのことでした。
楽しかった、嬉しかった。私も、彼と話したいという欲求がすごくて。
2023/09/07
彼の良いところは、聞かれたくないことは聞いてこないところと、悩みや弱音を否定しないところだと思います。彼も聞かれたくないの裏返しだから、もちろん私も聞きません。
そういう、何を聞かれても良くて何を聞かれたくないかという感覚は、私達はとても良く似ていると思います。
あぁもう素直に、「大好きよ」って笑い掛けてしまいたい。
あの、完璧に、ワックスで整った髪をぐっしゃぐしゃにしてみたい。
いたずらな目が私を愉快そうに映すのを、ずっと眺めていたい。
2023/09/08
課長も先輩もいなくて、すごくたくさん彼と話しました。楽しかった。
2023/09/12
ずーっと思っているんですが、彼には色気があると思います。広い肩幅、その割に細い腰、細くて長い綺麗な指、低い声。年齢の割に妙な落ち着き。
私は課長に完全に嫌われてしまったようで全然話し掛けられもしないけれど、私の関心は彼に向いていてしかも隣の先輩といつも盛り上がっているので、何も困っていません。
彼は、課長とは話したくないみたいなのがとても愉快です。
彼の色気が、誰にもバレなければ良いのにと思う時と、皆に見せびらかしたいと思う時とあります。
2023/09/15
また、彼とお昼に話しました。確か朝も話しました。午後も話しました。
彼はどう見ても私と話したそうで、笑みを浮かべて生き生きとしています。
そういうところを独り占めしているみたいで嬉しくて、もっと距離を縮めたいなと思うけど出来なくて、チームでの仕事が終わっても親しいままなのが嬉しくて、彼の声を近いところで聞きたくて、笑顔や声やあの肩なんかに触れてみたくて堪らないのです。
私は今まで年下が苦手だったけれど、彼と仲良くなって初めて、年下の可愛さを知りました。他人を可愛がるという気持ちを、初めて分かりました。
新しい自分に、毎日出逢い続けています。
2023/09/21
席替えを提案したら逆向きになってしまって、彼が見えなくなりました。残念。
嫉妬はしたくないなと思いつつ、けれど独占欲は同じようなことなのではと自らに問い掛けても都合の良い答えしか出ず、胸の高鳴る音やつい彼のいる方へ行ってしまう自分に苦笑して、毎日をやり過ごしています。