ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

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出会わなければよかった人などないと笑います。

カウントしましょう

まだコロナが話題になり始めたばかりの頃、職場で、感染者数を数えている先輩方がいました。
「○人超えましたよ」「やばいよね〜」
という会話が交わされていました。

 


T係長は、今でも、仕事が終わると同時に
「今日は何人だと思う?」
と東京の感染者数を教えてくれます。


また、もし今の状況で富士山が爆発したら、大地震が起きたら、と最悪の事態について話題を提供し、周辺の空気がどんよりと沈みます。

 


そんな中、既に感染者数のカウントをしなくなった先輩のIさんが、産休に入りました。


最終日、この状況では病院も大変ではないですかと聞いてしまいました。
そうしたら、既に、入院してからは面会ができないと言われているそうです。当然出産の際の立ち会いもなし。


初産なのに一人ぼっちで、Iさんは、産みの苦しみに立ち会わなければならないんだなと思いました。
どれだけ出産が不安か、そして今のこの状況でウイルスに侵されてしまったら自分も子どもも危険という環境がどれほど怖いか、私には想像が出来ませんでした。

 

 


いつまでこんな自粛が続くのか、先が読めなくて時々暗くなります。
でも私の職場は優しい人ばかりで、先述のT係長と先輩のKさんは、マスクを1枚も持っていない私にマスクをくれました。
余裕がある人が多いのは、会社が安定していることも多分に関係しているのでしょう。

 

 


今朝も電車は空いていて、間隔を空けて座ることが出来るほどです。駅も車内も広告の数がとてつもなく減っていて、大不況の予感しかしません。


私達はこれからどうなるのでしょう。


明日がどうなるのか分からない、なんて今までだってずっと同じだったはずなのに、どうしてこんなに怖くなってしまうのか。
一人だけ生き残るのも一人だけ死んでしまうのも嫌だなんて、そんなわがままがこの先通るか分からないけれど、手の届く限りの人とは助け合って生きていたいです。

WEB漫画(無料) おすすめの5作品

自信を持っておすすめできる、しかもネットで無料で読めてしまう漫画をご紹介します。

 

 

○働かないふたり

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(働かないふたり@吉田覚)

 


題名の通り、働いていない兄妹のお話。
世の中悪いことだけでも悪い人ばかりでもないと思えてくる、やさしいお話。

 

キャラが増えていくと面白くなくなるものは漫画に限らず多いと思うのですが、面白さが崩れないんです。
どのキャラにも個性があり、背後の生活があり記憶があり、悩みを抱え生きているのが伝わってきます。
それに勇気を貰えることもあります。クスリと笑ってしまうこともあります。ほろりとなってしまうことも、あほだなーと思ってニヤつくこともあります。


とにかくおすすめ。もっともっともっと有名になって欲しい。

 

私の好きなキャラは倉木さん、私もここの家族は箱推ししています。
全てではないけれど、無料でたくさん読めます。

 

https://kuragebunch.com/episode/10834108156697642934

 


○休日のわるものさん

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(休日のわるものさん@森川侑)

 


ストーリーに漂うゆるゆる感が好きです。
何気ない日常は、わるものさんにとっては未知なのだなぁとほっこりします。

 

今キャラクターが増えてきていて、もっと面白くなってくれると思います。
どのキャラも可愛くて好き。
のほほんと読める素敵な漫画。

 

LINEスタンプも速攻で買ってしまいました。使い勝手良いです。
グッズも欲しい。パンダかわいい。

 

https://www.google.co.jp/amp/s/comic.pixiv.net/amp/works/5360

 


○幸せカナコの殺し屋生活

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(幸せカナコの殺し屋生活@若林稔弥

 

 

独特のリズムというか勢いがあって、それが癖になります。
殺し屋って題名の通り殺し屋の話なんですが、全く怖くはないです。というかコメディ。

 

カナコも全然完璧じゃなく、悪いところも劣っているところもあって、でもそれは長所にもなるんだなぁって感じられるクスリとできる作品。元気が出ます。

LINEスタンプも2つ出ています。

 

https://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/kanako/

 


○仲の悪い許嫁の話

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(仲の悪い許嫁の話@鉢谷くじら)

 

 

キュンキュンしたい?ならばこれ!!
恋のお話?ならばこれ!!


甘酸っぱくて可愛くてムズムズしてキュンキュンする、思わずにやけちゃうお話です。

 

もう何度も読み返して、ときめきを補給しています。
まだまだ続くどころかたぶんこれからが本番のような気がしているので、目が離せないです。

 

https://twitter.com/i/events/1043793267504996354

 

 


○夕茜流転


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(夕茜流転@白桜志乃)

 


歴史物は基本的には苦手なのですが、キャラクターの成長とともにぐいぐい読めてしまう不思議な引力があります。


歴史あり、日常あり、恋愛ありのとっても欲張りなお話。
全てにおいてバランスが崩壊していないのは、作者さんが凄すぎるなぁと毎回思います。

 

作者さんの人柄の伝わってくるあたたかいサイトで更新されています。
好きなキャラは六郎と八重ちゃん。
かれこれ4, 5年読んでいます。

 

https://utuginomichi.gokenin.com/

 

 


以上、5作品でした!


小さい頃漫画に触れてこなかった反動でWEB漫画を読みまくっており、軽く150以上は更新を追いかけている漫画があります。


その中からまとめてみたのですが、ネットでの掲載が終わったものもあって本当はもっと紹介したかった作品もたくさんあります。また気が向いたら、そういうのもまとめておきたいなぁと思います。

断食・砂糖断ち・塩断ち

断食・砂糖断ち・塩断ちの効果。
こういうのが好きで繰り返してきたので、自分の備忘録としても。


●断食
(効果)減量
(副作用)・頭痛、眠気
     ・翌日爆食したくなる
     ・すぐにはいつもの食事に戻れない
     ・1日断食は、前日の食べ過ぎをカバーする程度


効果は、減量に尽きるでしょう。
ただし、1日くらいの断食は、前日食べ過ぎたのをカバーする程度で、本気ならば3日は頑張らねば意味がない。
そして何より、断食1日目の昼過ぎ、頭痛と眠気に襲われます。これは絶対。
私は断食をしすぎたのか慣れてきて、今は夕方くらいに頭痛がきます。もう慣れたものではあっても、やっぱりきつい。

そして宿便が出る人も多いみたいだけど、私は食べないと出ない作りなのか、3日断食しても全く出ない。

 

●砂糖断ち
(効果)・浮腫みがなくなる
    ・顔の吹き出物・にきびが治る
    ・睡眠時間が少なくなる
(副作用)・外食はできない
     ・食べられるものが少なくなる
     ・砂糖が入ってないものは高い


体に良いことをしようと思うのならば砂糖断ち。
私は始めて2ヶ月目に、効果に気付きました。
立ち仕事で足の浮腫みに悩まされていたのが全くきつくなくなり、吹き出物やにきびはなくなり、アラームなしで眠ると10時間睡眠だったのが8時間で起きられるようになっていて。
ちなみに、砂糖を食べると翌朝に吹き出物やにきびが出現することが分かったので、今は食べたその夜にはマッサージをしてから寝ます。これで9割は抑えられる。1割はダメ。

きついので休みの日は砂糖OKにするとストレスが溜まらない。

なお、副作用としては食べられるものが極端に減ること。
私の場合は「糖」とつくものを全て断つので、パンやお菓子、辛いものを始めとした売っているものの85%は厳しくなります。
慣れると、見ただけでその製品に砂糖が入っているか分かる特技が身につく。

 

●塩断ち
(効果)・浮腫がなくなる
    ・減量
(副作用)・3日は続けないと効果がない
     ・してもいいのは3日まで
     ・味のあるものが食べたくなる


断食はきついしお菓子好きだもんな〜、と思うあなたに朗報。
塩断ちは、ぶっちゃけ痩せる量だと断食に匹敵します。まぁ、浮腫みが落ちるだけなのだけれど。
1日では分からないけれど、3日間一切の塩分を控えると4日目の朝トイレで驚くことになる。
味噌や醤油が駄目になるので、味のあるものに飢えます。
酸味のあるものを食べて自分をごまかしましょう。

 

なお、塩は身体に必要なので、してもいいのは3日まで。

 

おすすめなのは、絶対に砂糖断ち。体質変わります。
塩断ちは定期的にしましょう、って感じです。塩分を摂りすぎていたことが分かります。
食べ過ぎたからご飯控えめにしよう、くらいの感覚で私は断食はちょいちょいします。休みの日以外は砂糖は摂らない生活で、塩断ちは時々嗜む程度。
ぜひ、とは言わないけれど、すれば快適です。

私とあなたの幸せの定義

私の部署は女の人が6割ほどで、週に2回、一緒にご飯を食べます。


その時にするのは、恋愛の話。ほとんど恋愛の話です。


合コンに行った、付き合うことになった、結婚したい、2人で旅行に行った、結婚することになった、指輪を買った、etc.


私はほぼ無言で、会話にはいる機会もはいる気もなく、そんな話を聞いています。
恋愛して、結婚して、子どもがいて、そんなことだけが幸せなのだろうか……と疑問を抱えながら。

 


恋愛の話ばかりする女の人は、本当は存在しないのだと思っていました。まさか、実在したとは。
昼休みの大半が恋愛の話で消えていくことに、最初の頃、純粋に驚いていたことを思い出します。


今は、諦めとともにすっかり慣れてしまいました。

 


いいえ、いいのです。そんな考え方があっても。
私が大切に思っているものを嫌いな人がいても、私が嫌いなものを愛している人がいてもいい。


ただ、幸せの定義を一律化した雰囲気が苦しいです。


恋愛も、結婚も、興味を持てない自分は異端だと毎日のように突きつけられている気分になります。
恋愛や結婚こそが幸せなのだから、自分は何も持っていないかのような気分になります。
そうではないと思いながら、でも私の思う幸せを追求していっても、遠くはない将来に「あの人は幸せではない」と言われると分かってしまっています。


「それでも幸せそうだ」と思っていて欲しいのに。

 


どう思われようと、私が幸せであることには変わりありません。だから、いいのです。
……そう思えるほどにまだ強くなくて、周りの目を跳ね返せるほどでもなく。
私の幸せの定義は私にしか分からないはずなのに、どうして万人の幸せの定義をあの人たちは決めるのでしょうか。

 


また、きっと、今週も来週も恋愛の話。
私は、上手く笑っていられるでしょうか。

私へ

また、文章を書こうという気になったのは、紛れもなく過去の自分がきっかけです。

 


一年前の文章が、メールで送られてきました。
それを読んで、すごくいい文章だと思ったんです。我ながら。
自分が、自分の好きな文体で、好きなことを綴っているのだから好きな文章なのは当たり前なのですが、それでも、なんだか、その時の自分の息遣いが伝わってきて、とても良かったんです。
だから、今思っていることも書いておいてみようと思いました。

 


文章を全く書いていなかったこの一年以上のこと、少しずつ、未来の自分に宛てて、書いていってみようと思っています。

衝撃的な歌詞@中島みゆき

中島みゆきさんの数多ある歌詞の中から、過去の私が衝撃を受けたものをピックアップします。


『がんばってから死にたいな』
〜「重き荷を負いて」より


この歌詞はすごい、本当にすごい。
頑張ってから死にたいけど。そうだけど。そういうの言っちゃってもいいんだ……と当時中学生だった私は衝撃を受けました。
死にたい、というのが何か衝撃で。遠回しでないから、直球で迫ってくるんですよね。
この歌詞のリフレインは強い、衝撃が。


中島みゆきさんの曲の中でも屈指の、人生の応援歌。
『重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ』の歌詞は、中島みゆきファンなら一度は熱唱したことがあるはず。



『あのこをたとえば殺しても あなたは私を愛さない』
〜「あの娘」より


この歌詞だけ切り取るとおどろおどろしい曲なんじゃないかって思われそうですけど、違うんです。
すごいポップな曲調、軽快なテンポ、それが明るい声で歌われている歌なんです。
だからこの部分も明るく歌われているんです。
……だからこそ、当たり前となっている現実への絶望が伝わってきます。



『エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい
 エレーン その答を誰もが知っているから誰も問えない』
〜「エレーン」より


……解説要らないですよね?
この曲は、暗いです。そのうえ悲壮な声で歌われると、聞くたびに泣きそうになります。
実話をもとに作られたと知った時はショックでした。この曲は中島みゆきの曲の中で、「異国」の次に暗いと思います。


この曲が入っているアルバム、「生きていてもいいですか」っていうタイトルなんです。
しかも1曲目が、かの有名な「うらみ・ます」。で、最後から2番目がこの「エレーン」、そして最後「異国」。
哀しい。「エレーン」と「異国」を続けて聞くと本当に哀しい。
でもそれでも聴きたくなる、魔力を持って迫ってくる曲です。



『二人だけこの世に残し 死に絶えてしまえばいい』
〜「この世に二人だけ」より


こういう想像、したことあります。だからこの歌詞を聴いた時、皆考えているのかと思った記憶があります。
この曲は、とても優しいんです、メロディーも歌われている声も。
だからこそこの歌詞にリアリティーがありますし、『それでもあなたは私を選ばない』現実が夕暮れの木枯らしのように冷たく迫ってきます。



『後姿のあの人に幸せになれなんて祈れない』
〜「ほうせんか」より


好きすぎて、好きな人がいつか自分のもとに帰ってきて欲しいと願う歌詞。
これも中学生の私が言ってもいいんだ、と衝撃を受けた歌詞です。
リアリティーがすごすぎて、中学生の私には受け止めきれませんでした。



『ひとの不幸を祈るようにだけは
 なりたくないと願ってきたが
 今夜 おまえのしあわせぶりが
 風に追われる私の胸に痛すぎる』
〜「怜子」より


この歌詞は、私は心が痛くなるんです。
ひとの不幸を祈ってはいけないし、祈りたくないのだけれど、そうしてしまうほどの辛い思いをしていて……と考えると辛くなってきて。
人は温かな部分だけではなくて、冷たい部分も温かくしたいのにできない部分もあって。それでも、それでも他人には親切に生きたいと心に決めていて、それなのにあまりにも風が冷たすぎることはあると思うんです。



ずっと書きたかったんです。残せて良かった。
これからも、衝撃的な歌詞にたくさん出会えますように。

私じゃなくてあなたのために

自分に禁じている言葉があります。口に出すだけじゃなくて思うだけでも。
それは例えば、「自分なんか」とか「私なんて」という自分を貶める言葉。



大学時代、居酒屋でホールのアルバイトをしていました。居酒屋はやっぱり酔っ払う人が多くて、一番若い私はよく「美人だねぇ」「かわいいねー」という言葉を掛けられることもありました。
もちろんそれは事実からはほど遠くて、その証拠に素面でそれを私に言う人なんていないんです。
そんな言葉を掛けられたときのテッパンは、「お酒入ってなかったらまた違うふうに見えますよ〜」「お酒切れてからまた言ってください」と笑顔で流すこと。これはテッパンで盛り上がるので、何回言ったかしれません。



もうそろそろ卒業を控え、バイトを辞める時期も見えてきた頃、社長と呼ばれている白髪のその男性は、やっぱり私に言いました。
「あんたは綺麗だ」
もちろん私はテッパンの返し。
「お酒切れたらそんな風に見えなくなりますよ〜」
するとその方は、何本も運んだ日本酒は幻だったかのように、ふいに真面目な表情になって言ったのです。

「自分を貶めてはいけないよ」

私はそんなことを言われたのは初めてで、正直戸惑っていました。固まっていた私に、その人は続けました。
「自分をな、そんな風に貶めては駄目よ。あんたは綺麗だ、それは心根もだ。だから、自信を持ちなさい」
私は、いつもより小さな声でありがとうございます、と言って、そうするとそれでいいんだ、と満足気にされたのでそのまま失礼します、と下がりました。

廊下を歩き出すと、じんとしてしまって涙が浮かびそうになったので、それを遮るようにいつもより大きな声で「いらっしゃいませ」と声を出していつものように仕事に戻りました。



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それから考えたのは、私が私を貶めるってことは、私を好きでいてくれる人や信じてくれている人に対しても失礼なことになるのだということです。
私を頭がいいって言い続けてくれているS先生やどこだって生きていけると抱きしめてくれたIさんや、なんだかんだ言いながら連絡してくれるHさんに、失礼なことを私はしたくないから、だから、私は、それ以来、自分に対して貶める言葉を考えることすらしないようにしています。
だって、あの人に申し訳ない。
そう思えば、私は私を信じられるんです。



今、少なくない意味で人生の岐路に立たされていて、一週間後にどうなっているか分からなくても、それでも私は私を信じたい。
頑張れ私。私を信じてくれている人に、次に会った時に笑顔を見せられるように。
私は優秀だ、自意識過剰と思われたって自分に言い聞かせ続けます。
だって、あの人に失礼だから。



保育園に通っていた頃から変わらない、この生きにくい世界で、あなたのためにも生き抜いてみせる。そう決めたから。
頑張れ、私。

文さんへ、この気持ちだけでも伝わっていますように。

今日、文さんと、会ってきました。
待って、私が文さんなんて読んでしまっていいんだろうか。怒られるかな。ごめんなさい、許してください。



文さんは宮下文一さんといって、知っている人にはとても有名な人。
初めて知ったのは、中島みゆきさんのライブ。「宙船」を歌う歌声が艷やかであざやかで、誰この人?!って思って調べたのがきっかけでした。



今日はチャリティーコンサートがあって、出掛けてきたんです。文さんのTwitterで知った時から楽しみにしていたんです。
コンサートはもちろん、とても良くて、ここに特に書く必要も感じないほど良かった。空調がとても良く効いていて、隣の人が腕をさすっていたくらいだったのに、興奮で汗が止まらなくて。
画面越しじゃない文さんの声は、伸びやかで涼しくてなのに熱っぽくて、ドキドキしました。
そして、コンサートが終わったあと、どうしても欲しくなって、サインまでいただいてしまいました。



声を掛けるのにもものすごく緊張してしまって、いただいたあとにもきちんとお礼を言えたのか覚えていないくらいガッチガチになってしまった自分がいました。

そういえば、本当に緊張する時は声が出なくなるんだった、と大学入試の時を思い出しました。

もしかしたら目が合うかもしれないとちょっとだけ期待して、目立つような一番お気に入りの青緑のワンピースを着て、お気に入りの青いアイシャドウをつけたのにくすむ目元が気に入らなくて家を出るのがぎりぎりになって、そんな私にサインをくれたんです。
本当は、「宙船」を聞いた時からファンです、とか2015年の中島みゆきさんのライブの「Why&No」のソロパートが格好良かったです、とか誕生日ライブ行きます、とか言いたかったのに。
でももう声が出なくて、文さんの目が私だけを映して、私だけのために声を発してくれていると思ったら舞い上がってしまって、もうなんだか恥ずかしいような気もするし嬉しくてたまらなくて、そう、何も言えないまま逃げるように帰ってきてしまいました。



この文章が、文さんに直接届く可能性が0じゃないと分かっていてこれを書いていて、届いて欲しいとも確かに思うのだけれど絶対に読まないで欲しいとも思っていて。


でも、少なくとも誰かに伝えたい。

文さんは、とても格好良い人なんです。私は男の人では、文さんの声が一番好きです。
幸せそうな歌い方が好きです。その喉から発せられる声が好きです。紫に染めた髪が好きです。穏やかな顔が好きです。確かに主張するのに主役を支える歌声が好きです。ライブのメイキング映像で自転車に乗って帰っていた後ろ姿も、おどけてふざける姿も格好良くて好きです。
ずっと、画面の向こう側の人でした。でも、今日目の前で文さんが歌っていて、目の前で笑っていて、私のペンで私のノートにサインをしてくれて、私に握手までしてくれて、帰りの電車で挙動不審になるくらいには興奮しました。



興奮のままにこの文章を書いて、きっと明日読み返したら恥ずかしいに違いないと分かっているのにこのままアップするくらいにはまだ興奮しています。

サイン、嬉しかったです。握手の手を差し出してもらえたのはもっと。
今日は興奮で眠れないかもしれない。今日が幸せだったってずっと覚えていたい。本当は今からシャワーを浴びてあの空気を洗い流してしまいたくない。あの声を、ずっと覚えていたい。
思っていたより薄い唇や親指の伸びた爪やきれいに染まった紫の髪も、色のついた眼鏡もそれを留めていた黒い紐も、首につけていたチョーカーも。全部、忘れたくない。一生覚えていたい。
私だけのために発せられた「ありがとう、ございます」っていう掠れた声を忘れない。



文さん、ありがとうございました。緊張で何も言えなくて申し訳ありませんでした。でも、すごく嬉しかったんです、私。
また、会いに行ってもいいですか。それまで頑張っているから。
ありがとうございましたって、この気持ちだけでも伝わっていますように。

愛しい日々よ

がらんとした、荷物のない部屋を見たらいまさらに泣きたくなるくらい寂しくなりました。
荷物は全てゆうパックで送ってあります。
トランク1つとバッグを1つ、私は東京へ向かいます。



6年、それが私の大学生であった期間です。休学を挟んで4年、住んでいた土地が私は大好きでした。

出会いも別れも、辛いことも楽しいことも、この水のきれいな土地で経験しました。寂しいってことはそれだけ私はここを愛していたってことで、だから私は寂しいってことが嬉しくもあるんです。



新生活を送ることになる東京での日々は、不安よりもむしろやっと仕事が出来るという楽しみがあります。
希望通り決まった部屋、そしてそこから電車で一本の職場。

やっと探し当てたこの人だと言える人の待つその場所に、辿り着きたい。希望を全て叶えたようなその場所が吉と出るか凶と出るかは分からないけれど、その場所で頑張ってみたいと心から思っているんです。



それでも、それでも。


あの古い部屋。壁が薄くて、音の筒抜けの寒い部屋。けれど家賃が激安なのと大家さんは土地柄通り優しい人なのが魅力的で。

そのすぐ裏側にあった学生御用達のパン屋。その横を通る時のカレーパンの匂い。

卒論を書いている時に毎日チョコのかかったパンを買いに行ったセブンイレブン。時々無性に行きたくなったバス停のすぐ横のうどん屋。ちょっと高い文房具屋。日赤病院。皆で行ったスシロー。


遠くなるほどにより鮮明に私の中で思い出を形作る場所が、未来を待ちわびる気持ちとはまた別物として、主張をしてくるのです。



好きでした。水のきれいな土地。その土地の優しい人々。
好きでした。好きな土地で、自分のまま笑っていられること。

私は私だけの思い出を抱えて、私だけの未来へ向かいます。

待ってて東京。

あなたも私だけの土地にしてあげる。あなたを私の居場所にしてみせる。
今はまだ住み慣れた土地が恋しくてたまらないけれど、きっといつか、東京だって好きだと言えるようになる。

待ってて東京。さよなら愛しい土地、大好きな人々、またいつか。



飛行機が高度を下げて、私の涙はきっとそのせいで。
思い出を思い出にするために、私はどこでだって生きる。

内定承諾前々夜

(実際に私が第一希望の会社の社長へ送ったメッセージ。固有名詞以外は全てそのまま。)

株式会社K社 K様


お世話になっております。ちゅるゆーかです。
お返事遅くなり申し訳ございません。
また、先程は突然お電話で失礼いたしました。


説明会のあと、4月にメッセージをいただいた時、純粋に嬉しかったです。
ですが、それと同じだけ戸惑いもありました。メッセージをいただいたのがスカウトなのかどうか私には分からなかったからです。 
あの時は周りにたくさん相談しました。


最後の質問の時、あの時、やっと自分の立ち位置が見えたという感じがしました。ここでイエスを返したら採用なのかなと思ったことも事実です。けれどそれでも、迷っているのに中途半端な嘘のイエスは返したくありませんでした。


私は何かを決める時、直感のような、不思議な感じが降りてくることがあります。説明しようがないのですが、その時は大きなことも迷わずに決められます。それを信じるのは、今までそうして決断したことを後悔したことはなかったからです。
私はこの3ヶ月、それをずっと待っていました。大学を決める時も休学する時も復学すると決めた時もやってきたそれは、就職先を決める今にもやってくるに違いないと信じていました。
やっと昨日、降ってきた感じがしました。行かなきゃ、と突然思った時についに来てくれた、と思ったと同時にもう少し早ければ、と思いました。けれど、私はあの時即答できなかったことも揺れに揺れたことも、選考に落ちたとしても、今のタイミングと決断で後悔しません。


私は自分自身に幾ら掛かるのか、想像するのも怖いですし、想像では足りないのだろうということも分かります。まだまだ甘くて、覚悟を決めたかと聞かれたらおそらく覚悟は足りていないと思います。
けれど迷いはなくなりました。恐くはありますが、後悔しない、今の私の決断です。


それでは、よろしくお願いいたします。



ちゅるゆーか