ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

あの子と私

あの子が悪いわけじゃない。

そんなことは分かっているんです。あの子は、もともとの顔がとても可愛いけれど、化粧にも美容にも手をかけていて、痩せているからきちんと身体にも気を遣っていて、精神的に病んでしまったことからも分かるように他人に気を遣い続ける、そんな良い子です。

だから悪いのは私で、そんないい子にデレデレしてしまう上司も話している時にあの子の方ばかり見てしまう上司も、悪くなんてないんです。

綺麗な顔に生まれてしまったばっかりに味わわなければならない不幸も辛さもあるはずなんです。私はそれを知らないけれど分かっています。黒い感情を持ってしまっても、それは私の中で処理をしなければいけないんです。

 

 

 

そんなことを考えている自分が嫌いです。

コンプレックスに雁字搦めになって、優しい目で見てくれる上司を信じきることのできない自分が嫌いです。

人となりは知っているはずなのに、知っているのに他人を疑ってしまう自分が嫌いです。

あの子は可愛いんです。ちゅるさん、って笑いかけてくれる顔は私も大好きなんです。懐いてくれる様子は、愛おしいんです。だからこそ、黒い気持ちを持ってしまう私と比較してしまうんです。

顔も、性格も可愛げも負けている私は、どうしたらいいのでしょう。

 

 

 

あの子が好きなんです。可愛がりたいんです。

でも、あの子といると余計に自分を嫌いになるんです。

先輩が「妖精さん」、とあの子を呼ぶたびに、なぜか少しだけ胸のどこかが痛くなるんです。

自信を持つとかそういうことではなくて、優劣は誰の目にも明らかに存在していて、だから誰も悪いわけじゃないんです。私は私を嫌うしかなくて、他人を思い込みで嫌ってしまいそうになる自分が、つい僻んでしまう自分が、こんなことを仕事中に鬱々と考えてしまう自分が、上司の視線の先をカウントしてしまう自分が、この気持ちを吐き出す先が文章しかない自分が、惨めで哀しくて可哀想なのに好いてあげられないです。

あの子は、私の容姿のことなんかきっと考えてもいないのに、私はそこばかりにしか目がいかない。自分が狭量で意地悪くて汚くて、そんな自分とあの子を比べてしまいます。

 

 

会社は仕事をする場所です。勝手にコンプレックスを抱いて僻む私が全部、全部悪いんです。

誰も責められないし、誰もが抱いている感情を私が上手く処理できていないだけのこと。

弱い自分もそんな自分を大切にできない自分も嫌いです。コンプレックスを持っている私もそんなものないように振る舞ってしまう私も嫌いです。そんな自分と、生きていかなければいけないのが嫌になります。

 

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