ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

ストリップ劇場で

ストリップが、好きです。

それは、たぶんこの言葉を聞いた人が想定するよりも、ずっと。

開演か開場とほぼ同時に入館して、最後までいるなんて当たり前です。お昼だったのが、外に出ると夜になっています。

はじめのうちは、半年に1度くらいのペースだったのですが、2023年5月以降は見に行く頻度が格段に上がり、月1〜3回くらいは見に行っています。なんと10月は3回見に行っていました。それなのに連続で行っていることに自分では全く気付かなかったのが一番怖いです。

 

 

 

鍛え上げられた身体で決められるポーズ。その筋肉や曲線に、きついトレーニングをしているのだろうなと惚れ惚れします。撮影タイムにどんな人にも笑顔で応対しているのを見ると尊敬します。

何よりも、脚を上げた時の、踊り子さんの表情。

ほとんど何も着けていない姿で、これこそがあるべき姿だと言うような、正しさを表すような、いたって自然だと言うような、盆の上で、脚を広げる時の顔が好きです。何度見ても見飽きません。誇らしさ、自然さ、気高さ、優しさ、そんなものを内包した表情が好きです。

 

 

ストリップは文化だ、芸術だ、エロくないいやらしくない、というそんな意見をネットで見ることもあります。

間違ってはいないと思います。

ただ、裸になって舞う女の人にエロスを感じないのは、逆に失礼なのではと感じます。私はエロスを感じるし、滴るような色気に溺れそうになりながら、普段は見てはいけないものを凝視してもいいのだという高揚に溢れる時間が好きなのです。

 

忘れないです。

2023年5月、仕事が本当にきつくて残業が多くて、寝不足をおして行った大和ミュージックで、この時のために生きてきた!と思えた瞬間を。

そういう時間を、与えてくれる場所なのです、ストリップ劇場は。私にとっては。

 

 

 

お客さんの中には女の人もいて、日や会場によっては、女性客の多さに驚くこともあります。別段おかしな目で見られることはありません。ちょっと気は使われるので申し訳ないこともありますが。

外出も大抵は好きなだけ出来るから、トイレもご飯も困らないです。いえ、好きな踊り子さんばかりだと、タイミングを計るのが難しくて悩むこともあります。

私はいつも一人で入って、最初から見て、時間が許す限り長く、出来れば最後までいます。演目が回ごとに違う楽しみもあるので、出来るだけ長くいたいのです。

前の方の席を取るべく頑張りますが、位置は中央が好き。踊り子さんの視線が一番来るから。出来るだけ前の中央。そこが私の定位置です。

 

 

 

ストリップについて書こうと思ったのは、贔屓の踊り子さんを追いかけて遠征した先で、初めて見た人の言葉を聞いてしまったから。

「前の女の子、拍手のタイミング完璧じゃなかった?俺それに合わせて拍手してたんだけど。常連かと思った。」

会場唯一の女性客だった私はたまたまロビーに出ていて聞こえていて、常連なんですぅ、と笑いそうになってしまいました。そして気付いたのです。

確かに、最初に見た時に拍手のタイミング分からなかった、そして今はそんなこと考えもしないな、と。つまりは今現在、拍手のタイミングに関しては完璧なのでしょう。

拍手すべきは、下の下着を着けていない状態でポーズが決まった時。慣れです。

 

 

ストリップは艶かしく、美しく、楽しいです。

もし近くにあるならば、ぜひ観に行って欲しいです。踊り子さんたちはプロで、美しく、マナーを守る限り劇場は安心できる場所です。