ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

特別な彼

さて。彼のことを書くのは最後にしたいとずっと思っています。

けれど私は彼のことが好きなのでしょう。彼の後ろ姿をつい見てしまうし、喋っている先輩に嫉妬心をおぼえてしまう。

これからも、書くことは止められないような気がします。

 

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気安く話せるようになったのはいつ頃だっただろうかとたまに考えます。

5月の下旬頃、彼が突然良く話すようになったのでとても驚いたのは憶えています。あれは何でだったのか、突然慣れたのでしょうか。

私がタメ口を徐々に増やし始めたのもそのあたりだったでしょうか。今は98%くらいはタメ口なので、大きな変化です。

 

 

 

飲み会のことで話した時、「行きたくないんですけどー」とあまりにも正直で笑ってしまいました。

不安がっているのを、情報を仕入れて教えてあげたりアドバイスを与えたりとフォローは入れていたつもりで、彼から頼られているのは正直良い気分でした。

S課長は気付いていないようだけれど彼は彼でよく見ています。言葉では怒ってみせるもののどんな時も変わらずにご機嫌と言える私に対して、周りに不機嫌をぶつける課長の言動に彼の心は離れていっています。私に強い言葉を浴びせるたび、彼の信用は失われていっています。

それが行きたくないに繋がっていて。

彼が私を好んでいるというよりも、相対的に私の評価が勝手に上がっていく……そんな状態なのが、時々無性に可笑しくなります。あんなに「MくんMくん」と機嫌を取るようなことを言っているのに。ままならない。

 

 

8月最初の金曜の夜はその飲み会で、何とか彼も楽しそうで良かったです。

正直、ちょっとハラハラした場面もあったのですが、何とか守りきれたと思います。ギリギリ…………たぶん、、お疲れ私…………。

そのあと、次長に「本当は横に座って欲しかったと思う、まだ前だったから良かったけど」と言われてあーーーそっか!!ごめんね……となりました。彼はきっと安心したくて、課長の横を避けたくて、あそこにいたに違いないのに。

けれどあの時の最適解はあの席だった、私はあの時の私にできる最大限の言動はしたと思っています。

 

「飲み会に来てくれてありがとう、お疲れ様でした、色々すみません」、って言おう言おうと思っていて、火曜にやっと言えました。

何がですかって言われました、たぶん、でも、彼は分かっています私が何を申し訳ないと思っているかくらい。

 

 

 

彼にとって私はおそらく、風変わりな姉のような存在だと思います。

精神的な頼りにされるのは心地良くくすぐったく、感情をぶつけられたり弱みを見せられたりすると弟のようで可愛く感じていました。嫌なことが一緒で、なのに好きなことが信じられないくらい違う私たちは、お互いの心の中は信頼して隣同士の毎日を過ごしていました。

楽しかったよねって思います。

何度もぶつかって腹を立てて、それでも頼らざるを得なくて、信用できるところを見つけて妥協点を探って、距離を置きたくなって寂しくて、守られて庇って、労り合って。

一朝一夕には仲良くなれなかったから、お互いへの怒りを乗り越えたから、良い関係になれたのだと誇らしいのです。

 

 

 

私には、彼だけが特別になってしまったようです。

弟のようで、相棒のようで、仲間のようで、たぶん、彼かK次長かどちらかに裏切られたら、私はもう二度と他人を信じられなくなるんじゃないでしょうか。

 

 

打ち上げも終わり、4ヶ月以上に渡ったプロジェクトが全て終わりました。

日常は特別だったことになり、それ以前の日常が日常として戻り、それでも、私たちの距離感だけは縮まらなければ良いなと思います。課長は私たちが喋ると不愉快みたいなので、密やかに。

それと、彼が電話を取るようになりました、かなり積極的に。以前は全く取らなかったので、大きな進歩です。驚く声を何人からも聞きました。成長を、眩しく嬉しく思います。

そしてもし、その成長に私の言動が少しでも関係しているとしたら。

 

生きていて、良かったです。

 

 

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