ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

愛しさの終末

隣の彼のことを最近書き過ぎだということは重々自覚しています。

 

tyuruyuuka.hatenablog.com

tyuruyuuka.hatenablog.com

 

 

 

が、今回は、今回も、私が彼にキレていた話をしたいのです。

前回の彼に関する文章は、このままきっと彼を可愛いって愛でられる気持ちは戻らないだろうと思って、書いていた途中のものをすぐに公開しようと思ったのです。だから、あの文章を上げた日の朝は、私は彼にキレ散らかしていました。

 

tyuruyuuka.hatenablog.com

 

 

彼は言い方を考えず、自分の意見だけをストレートに伝えてきます。私がミスをしても、他の派遣さんがミスをしても。

その前の日、間違いをしてしまったのは私なので申し訳ない気持ちだったのですが、夜を経て、

そりゃ私が悪いけどさぁー!言い方ってもんがあるだろうがぁーーー!

とキレながら会社に向かうことになりました。

 

だいたい、私が普段どれだけあなたが心地良く仕事できるように尽くしているか!考えたことあるのか?自分だけ仕事してるみたいな顔するな!それに返事も挨拶も礼も言えないのか?

と午前中もキレ続け、彼が話し掛けてきてもスルーに近い塩対応、こちらからは話し掛けず、業務上仕方なく伝える際はフル敬語。

普段は彼が画面の報告書に反応していたり疲れた様子だったりすると声を掛け、向こうから話し掛けられると画面を覗いて喋ったりするのですが、それらが一切なかったため、彼が若干戸惑った様子なのは伝わってきました。

話し掛けて欲しそうにアピールしてきてるのも分かっていたのですが、無視していました。

 

午後も怒りは消えず、他の人にはいつも通り、彼に対しては笑顔なしで。その頃には流石に彼も気付いたのか何なの……?という仄かな怒りも伝わってきました。話し方がかなりそっけなかったので。

チームを組んだばかりを思い出す不仲〜〜!と思いながら仕事をしている間もずっと話し掛けて欲しそうにしていたので、まぁ彼なりの謝意のような気がしないこともないな……と思ったので多少態度を戻しました。

その後、同じチームのOさんに呼ばれた時、彼を呼ぶと腕が当たるほど近くに立ってきて、距離近っ!と思いました。いや私がいつも近いから彼も慣れちゃったというのはあるんですが。なるほど、、私と仲良くはしていたいってことね……と理解はしました。

それから、私にExcelのことを聞いてきた時にお礼をはっきりと言ってきたので、まじで甘えんなよと思いながらも9割は許してまあまあ普通通り話していました。

(ほっとしたせいか彼がいつもより饒舌だったような)

 

 

 

もう恋かもと思うことは出来ないな、とも思いました。不安定で幼い彼を、愛しくて可愛いとは思えても、恋とは別な話です。

でもきっと彼を、嫌いになりきることはできないんだろうなと思いました。

ここまでが、先月末の話です。

 

 

 

今日で、チームのほとんどの仕事が終わりました。

もう、我々のチームは解散します。

再来週からは、彼は、もとの遠い島へと帰ってしまう。後ろ姿は見えるけれど、これまでのように仲良く会話をするなんてことはなくなるでしょう。

寂しくなります。

何が寂しくなるんだろうと考えてみると、いたずらっぽい笑みばかりが浮かんできます。彼は、笑わない子だったはずなのに。K次長が、「笑うんだ……」と驚いていたくらい。

返事に困ることを聞いた時の苦笑も、さぁ?と言って首を傾けるところも、え?と聞き返す時に両眉を上げるところも、「めんどーくさーい」とパソコンに向かって文句を言う声も、疲れた時の姿勢も、朝に聞こえる息を吐く音も、もう贅沢品になるなんて。

私は世話を焼きたいタイプ、彼は末っ子だから素直に甘えられる子。いじられキャラで生きている私、ドSな彼。そういうところなら噛み合うことにお互いどこかで気付いたから、仲の良い関係性を築けたのだと思います。

楽しく過ごせて良かった。本当に楽しかった。

じゃれあいや甘咬みのような会話をして、弟みたいに世話を焼いて、愚痴を聞いたり言ったりして、たまには頼ってくれて、色気や日毎近くなる距離にどきどきしてときめいて。

 

今日はあちらから話題を広げてきて、驚きました。

可愛くてたまらなくて、愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて、ちょっとどうしようかと思いました。

 

 

 

再来週、打ち上げがあります。まさかの、少人数で。

打ち上げよりも、終わって次長とラーメンを食べに行って振り返って笑い合うのが楽しみです。性格の黒い私たちは、どぎついことを言って笑えあえるでしょう。

彼が酔っているところを見るのも、きっと最初で最後です。ちょっと楽しみです。