ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

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出会わなければよかった人などないと笑います。

里芋にはなれない

私の住んでいる部屋には外干しのスペースがあります。隣の家とギリギリの境、1幅mもない土のスペースに物干し竿。
忌々しいことに草が我が物顔で占拠しているので、定期的に草取りと言うよりは草を引きちぎる作業をしなければなりません。
一昨日、そのように草を除去していたところ、なにやら葉っぱを見つけました。トロに出てくるような、特徴的な葉。
あれは、里芋の葉。



そういえば。と思い出しました。
親から里芋が送られてきたのですが、食べずにいたら腐っていたことを。そして、臭いがひどく捨てるのも面倒で、そのまま窓から放り出したことを。
あの葉はもしや、あの時の里芋ではないでしょうか。



偉いものですね、放っておけば芽を出して、また新たな命を育むなんて。
何十億年という命の繋がりを知りながら次の世代は生まないと決めている私のことを、里芋はどう思っているのでしょうか。


たまに思うのです。
もし私が、例えば今とは違う時代に生まれていたら子どもを生みたいって思っていたのかな、なんて。
生きているのは楽しくはあるし幸せも多くあるけれど、次の命を繋ごうとは思えない自分を罪作りとは思いながらも肯定してしまうのです。
繋がってきた命の中で、そんなことを選択したものがいないから私はここでこうして存在している訳で。
その命たちに、ごめんなさい。私は里芋にはなれなかった。



さて。
里芋は葉が枯れだしたら収穫のようです。
たまには里芋を食べるのもいいかもしれません。