最近妙に、昔この記事を書いた時のことが思い出されます。
「小娘ごときが」 「ガキが文句言うな」
といつもいつも言われていました。 うんざりでした。私だって好きでこの年齢でいるんじゃないと思っていました。
そう、本当にそうでした。
子どもって言われるのも嫌で、でもそれが嫌に感じるのはやっぱり幼かったからかもしれません。
だから、こう書いているのは自分でも素直に偉いなって思いました。
私は今の年齢でしか感じられないことを感じていくべきだし、もう昔の年齢で感じられることは感じたからです。
昔の私にこう言いたいです。
歳を重ねるって思ったより難しい。身体は勝手に歳を感じさせてくるのに、なかなか精神的にはそうはいかないみたい、って。
今でも私はぶわーって怒ってしまうし態度が悪いことだってある。歳をとってもやっぱり他人の気持ちは分からない。
このまま、年齢だけが大きくなっていく恐怖と、それに伴って身体が老いていく恐怖にかられるときもある。
でも。
どうか、あなたは今を精一杯生きて欲しい。
かつての私が生きてきた時代が、その思い出が今の私を支えているように、もっとずっと未来の私のことも支えてくれるはずだから。
なんだかんだ私は自分自身のことが好きで、その時を思うように望むように生きてきました。
たぶんそれは、これからも変わりません。
だから昔の私も、そのままでいいのかななんて甘いことを考えてしまいます。
ジイさま、歳をとるのは、思ったより難しいですね。
私にもようやくそんなことが分かってきました。
それでも、あなたには小娘と呼ばれるのでしょうね。
そんなことも嬉しいと思える私は、もしかすると成長したのでしょうか。難しいです。