ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

いつだっておめでとう

職場で結婚ラッシュが続いており、今年に入って6人目の結婚を知りました。
結婚と聞くと不思議な気持ちになります。
私には必要がなくてでもどこか憧れていて、例えるなら想像上の食べ物を思い浮かべるような気持ちになります。



昔こんなことを書いていました。

相手を傷付けず、自らも傷付かず、相手のことも嫌いにならない。その選択肢が結婚に含まれていれば、結婚してもいいな、と思えるようになるのでしょうけど。
私には、まだ遠い先のことのようです。

この文章を書いた時のことはよく覚えていて、今読み返しても割ときちんと書けているなと思いました。
今の気持ちも、あまり変わりません。



私は、絶望しているのかもしれません。何よりも私自身に。

そして離婚すれば必ず傷付く人が出てくる。私はそれも怖いです。日頃、こんなにも自分中心に生きている癖に。
おそらく、傷付けることが怖いなんて言っているのは建前で、一度は愛すであろう人に傷付けられそして傷付ける勇気すら持てないのです。



正直あまり良く書けていませんが、私が結婚とそれをしたくないことについて、最初に書いたのがこれ。



この文章を書いた時に、親のことを書いています。
今の気持ちと全く同じかと言えばそうでもないのですが、中学2年生の時の両親の喧嘩は、私にとってはかなりのトラウマとなっています。
それももちろん、結婚したくない理由の1つです。



これだけ、結婚について書いていると、逆に自分は結婚したくてたまらないのかなとも思えてきます。ただ、結婚生活を描けないのは本当で、一人で生きていく決意も嘘ではありません。
結婚という言葉を聞くたびに心が波打って、私には一生手に入らないかもしれない気持ちを味わう人に嫉妬しているのかもしれません。

恋愛も、結婚も、興味を持てない自分は異端だと毎日のように突きつけられている気分になります。
恋愛や結婚こそが幸せなのだから、自分は何も持っていないかのような気分になります。


結婚に理想も夢も描けないと言うより、自分に理想も夢も抱けなくて、結婚の次には離婚が待っている気がするのです。

(中略)

結婚しないと決めた時、だから一人でも生きていけるように強くなろうって決めました。男尊女卑の残る町で、一人で生きていける経済力と精神力を身につけようって決意しました。




経済力はまだしも、精神力は身についているでしょうか。
孤独を受け入れることが簡単とは思えなくて、この程度の覚悟でいいのか分からないのです。



願うことが許されるなら、結婚するすべての人が幸せであれば良いと思います。
そして、私が最期まで孤独を受け入れて、その瞬間に微笑んでいられれば、それが一番良いような気がします。
なにより、いつだって心から笑っておめでとうと言いたいです。