ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

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出会わなければよかった人などないと笑います。

1年前の、真っ暗な私へ

1年後のあなたは、あなたが使っている新御徒町駅を歩いています。


久しぶりの改札から下りるあの階段は狭くて、思わず下りる前にぼうっと眺めてしまって不審な目で見られました。
あんなに長いと思っていた階段は段差が小さく、下りきった後に思わず振り返ると、今使っている秋葉原駅にあるような「1ヶ月で実感」「ホームから100段達成」というような激励の文字はなくて、ちょっと寂しい気がしました。


終電間近であまり人がいないからか、2ヶ月前に買ったパンプスのヒールの音がよく響くホームには、雨は吹き込んできませんでした。
当たり前ですね、地下深くにある駅なのだから。


今のあなたも住む部屋へと向かう電車に乗り込む前に、秋葉原へと向かう新車両とすれ違いました。



新卒で入社した会社から4ヶ月でリストラを言い渡され、大嫌いな社長から逃れられるほっとするようなせいせいするような気持ちと、これからどうなるのか不安になっている気持ちと、新卒の経歴を汚された恨みの気持ちと、いろんな思いがあなたの中でぐちゃ混ぜになっていると思います。


1年以上経った今は恨みの気持ちなど消えて、と言いたいところですが1年ちょっとでそんなに大人になれるはずもなく、今も恨みの気持ちはいっぱいです。
そんなものです。

ですが今日、御徒町駅から新御徒町駅まで歩いていて、懐かしいという気持ちでいっぱいで、ほんの少しだけ大人になっているような気がしました。



辛かったことがあったからこそ今の自分がいるなんてまだ思えないけれど、あなたのおかげで今の私がいることは確かです。
未来は、あなたの思うよりもずっと、厳しくて暖かく、そして予想もできなかったことだらけです。
それでも、この場所であなたを待っています。



最寄り駅は、今日もどこか親しみ深く迎え入れてくれるはずです。