ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

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ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

出会わなければよかった人などないと笑います。

風邪

思い出のなか

寝込んでいます。頭が痛くて喉が痛くて、息が苦しいのは治りましたが咳が止まらなくて体が重いです。
今までかかったことのないタイプの風邪だと思っていたのですが、ふいに、あの時の風邪もこんなのじゃなかったかなと思い出しました。



中学校3年の時、学校を休んだんです。滅多に学校を休むことなんてなかった私は、頭が痛くて体が重い、そんな風邪をひいていました。
重い頭で、二段ベッドで、ぼーっと考えていました。考えて苦しんでいました。好きな人が、同じクラスの女の子を好きなんじゃないかという自分勝手な妄想と嫉妬。
私が苦しんでいたのは、風邪なんかじゃなく、苦い嫉妬でした。



可愛い女の子でした。長い髪は二つ結び、色が白くて体の細い、植物の名前を持つ女の子。
その子と前後の席になった彼が楽しそうで、自分は離れた席にだっただけに余計にそれが目について、私は勝手に彼はあの子が好きなんだと想像をして、自分より可愛くて女の子らしいあの子に嫉妬をして、そんな心が体に風邪をひかせて、私は一週間学校を休みました。



とにかく体がだるくてだるくて、ご飯は食べられるけれど朝になるとまた頭が痛くなる、それの繰り返しでした。
ひどい熱もなく、かといって元気でもなく、嫉妬に悶えることと眠ることを繰り返しました。
繰り返しているうちに、ふと思いました。
それはそれで、もういいんじゃないかと。
どうせ言う気もない想いだし、もういいやって。諦めるんじゃないけど、嫉妬してても醜いだけだからやめようって。
それよりも彼の顔を見たいし学校行きたいなって。



翌週、学校に行った私は友達にハグされて、それを受け止めながら彼を見たら彼はちょっとほっとしたようにこっちを見て笑っていて、私はその笑顔を見てもうこれでいいやって思いました。



あの笑顔を思い出すと、今でも何だかほっとします。……たぶんまだ好きなんでしょうね。でもほっとしたところで今の私の風邪は治らないので、大人しく寝ていようと思います。
今の私の風邪は、狂う嫉妬がないだけ、まだマシなようです。