ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

いなくてもいい人間たち

「僕なんていなくてもいいですよね」 と周りを困らせることを言う50代の方を知っています。

勿論、私だって「あなたでなければ」と言われたいと思います。けれどそんなこと、一つもないのだと知っています。私が出来ることは私以外の人にだって出来るし、誰かに出来たことは他の誰かも出来るに違いないことです。それは『今』ではないにしても、いつかは出来るに違いないのです。 だから私は、「あなたでなくても出来ることだけど、敢えてあなたにお願いしたい」と言われたいです。

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私の代わりは幾らでもいると思うのです。誰だってそうだと思います。どんな役職だろうと仕事だろうと、代わりの人は絶対にいるものだし、何ならいなければいないで出来ることだって多いのです。 私がしなくたって、何事も、きっと誰かがするに違いありません。 どんなに偉大な人物が亡くなっても第二の○○と呼ばれる人は出てくるし、それだけで世界が滅びるなんてことはない。だから、今まで人類は繁栄してきたのだと思います。 諦めとか達観とかそんな風ではなく、事実として。私はそれを受け止めたい。だって、世界には70億を超える人々がいる。私にだけ出来る役割があるなんて、とてもじゃないですが信じられません。

でも、それだからこそ私は安心してどこにでも行けるし、安心して死ぬことが出来ます。だって、この世で自分にしか出来ない役割があるのなら、死ぬことすら許されない訳ですから。

私はただ、自分が自分でいることに誇りを持てる自分でありたいです。いなくてもいい私でも、だって、いては駄目な訳ではないですから。 私が生まれた確率がどのくらいなのか知らないけれど、私がここにいること、それしか確かではないから、それに自信を持つしかないじゃないですか。私の代わりはいても、私の命の代わりはないから。