ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

自己中心な自分

S先輩は大学生でいる間、ファミリーレストランでバイトをずっと続けていて、バイトのことを相談するにはとても頼もしい先輩でした。
一方の私は、初めてのバイト先を7ヶ月ほどで辞めたのですが、迷っていた時、相談したのがS先輩でした。



深夜の営業はしない弁当屋では、精一杯のシフトでも、仕送りのない私にはまだ足りない給料。どう考えても自分のプラスにならない人間関係。胸に湧き出る、接客がしてみたいという思い。

別なバイトをしたいけれども、残った人に迷惑になるから辞めようか迷っている。そう相談した時、S先輩は言いました。

「他人の迷惑になることを考えていたら、いつまでたっても辞められないよ。あのね、本当にバイトを辞めようと思うんだったら、したいことをしたいんだったら、自己中心的にならないと駄目よ」



それを聞いて、私はハッとしました。そう、誰だって自分の代わりなどいないと思いたいです。でもアルバイトの代わりなんて沢山いる。それに何より私は私の思いを優先したいな、と先輩に言われて正直に思えました。


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日本では、他人のことを思いやり、気使い、遠慮することが美徳とされていても、時には自己中心的にならないと、やりたいことに辿り着けないこともあります。
自分に無理をさせるよりは、自己中心的に生きていく方が健康的で自分に優しい。それは周りに迷惑は掛けるかもしれないけれど、少なくとも自分にとっては素晴らしいことです。


……と思うこと自体が、すでに自己中心的でしょうかw



積極的であるということは、どこか自己中心さを兼ね備えているように感じます。だから、積極性が重要というなら自己中心さも認めなければいけないと思います。



付け加えると、バイトを変えた結果、私は大勢の素晴らしい人たちに巡り合うことが出来ました。どう考えても弁当屋では出会えなかった人たちで、あの時思い切れて良かったと感じら
れる日々でした。
振り返ると、もっと早く辞めれば良かったなぁとも思いです。けれど、あのタイミングであの言葉を聞けたことは色々なこと考えるきっかけになりました。



他人の迷惑ばかり考えて見動きが取れないようならば、多少は自己中心的に生きていきたい。そう思う今日この頃です。