ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

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出会わなければよかった人などないと笑います。

《居酒屋の記憶》不倫カップルの場合

思い出のなか

私のバイト先だった居酒屋には、色々な人がいました。



他の職場もそうかもしれないですが、私のバイト先はとっても面白いエピソードで溢れていました。個室の店でそれなりに人気があり、しかも私は何店舗か応援で回っていたことで、エピソードならたくさん知ってるぞ! ならシリーズ化して書いちゃえ、と思いたったので取り敢えずの第一弾です。


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私の働いてる支店で超有名だったのは、不倫しているカップル。来店ごとに話題になるほど有名でした。

彼女は独身、昼間は同じ職場で働いているということもスタッフには当然の知識でした。



このカップルは最初は穏やかに二人で飲んでいるんですが、彼がだんだんと怒り始めるのです。恫喝に近かったですね。

「分かっとんのかこらぁ!」「誰のおかげじゃこのボケ!」と声は大声、怒りはヒートアップ、個室なのに周りに会話内容は筒抜け(ここで聞こえてくる声でスタッフは二人の事情を推測)。

だいたいこの辺で、近くのお客さんから部屋の変更や会計の依頼が増えます。と、ここまでが第一段階。



次は二人で部屋を出て、トイレに行くんですね。
トイレは男女別じゃん意味ないでしょ、というスタッフ一同のツッコミがここで入ります。

帰ってくる時は既にいちゃいちゃモード。肩を組み席に戻ったら第二段階スタートです。



最初は向かい合っていた席で隣り合わせに座り、肩を組みもちろんゼロ距離。一通りいちゃいちゃしたらフライドポテトや揚げたこ焼きといったつまみの注文が入るのですが、この注文のお呼びと料理の提供はスタッフ間で押し付け合いが繰り広げられます。



しかし!この二人は付き合ってはいないと本人たちの談。

ま、そんなこと信じるスタッフは誰一人いませんでした。ドライブに行った海の写真や指輪。おまけにキスまで見せられて信じろと言う方がおかしい、というのがスタッフ側の一致した意見。


ついでながらキスを目撃したIさんは、
「今、○番のドアを開けたら、二人がチュー真っ最中でした〜」
とインカム(トランシーバー)でスタッフ一同にすぐ報告。

ドリンクを作っていた私を始めスタッフ一同絶句し、お悔やみの言葉をインカムを通して述べたことは言うまでもありません。



けれどこのカップル、大声を出されるのはちょっと困りものでしたが嫌われてはいませんでした。酔う前は気のいい人たちでしたから。酔ってきたな、という頃合いからはスタッフの観察対象だったんですけどね。



帰る時には彼は千鳥足、顔は真っ赤。呼んでいた代行さんが到着するとほっとしたものです。

今もお元気に、あの店で二人の世界を築いていらっしゃるのでしょうか。今でも、不倫という言葉で思い出すのはこのお二人です。