ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

臆病な想像力

想像力豊か、とでも言っておけば聞こえはいいのでしょうか。
運転中は対向車とぶつかるかも、とかカーブを曲がりきれなかったら、とか要らん想像を繰り返してしまいます。
臆病なのでしょうか、普段はそんなこと……ある時もあるんですけど、少なくとも周囲の人間で私のことを臆病だと考えている人は存在しないと思います。


臆病ということは、欠点でしょうか。
冒険をしてこそ実りのある価値のある人生になるのでしょうか。


そう言えば、小学校にも入学していない頃、お化けが怖くて仕方なかった。布団の中で見てもいないお化けの姿を想像して怖がっていた。昨日まではいなくても今日からいるかもしれない、なんて考えていた。(今でも思っていないなんて言えない)

小学生の頃は中学生になったら怖くなくなるだろうと思っていたし、中学生の頃は高校生になったら怖いなんてことは考えないだろうと思っていて、高校生の頃はこのままでは一人暮らし出来るのだろうかと別な怖さも加わった。


けれど、臆病さは注意深さと紙一重だと思うのです。
危ないものを危ないと思えない時に、人は危険な目に遭うのではないでしょうか。臆病だからこそ危ういものを回避できている場面があると思うのです。
臆病さで物事を回避することは、例えそれが徒労に終わったとしても、それは無駄ではないと思うのです。私は、冒険をしないことも冒険であるような気がするのです。


……そうでも思わなきゃ、カーブであんなにもスピードを落としてしまう言い訳が見つからないじゃないですか。