ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

風邪をひいたときには

この年末年始、寝込んでいました。頭が痛くて喉も少し痛くて、ひたすら寝ているしかありませんでした。
そういえば、昔、これと同じような風邪をひいて寝込んだことがあります。
中3のとき。


あのとき、どうして風邪をひいたのかというと、原因は嫉妬。
当時、好きな人とは同じクラスで。その時期、彼は私と離れた席で、前の席にいたのは細くて可愛い髪の長い女の子がいました。
その女の子と話している彼の笑顔が眩しくてとても楽しそうで、それで私は、彼はあの子のことが好きなんだと勝手に思って勝手に体調悪くなって勝手に一週間寝込んだという訳なのです。


……ダサい。今考えると超絶ダサくて格好悪くて、中二病ぽいしナルシストぽい。でも、確かにあの頃の私は一生懸命だったように思い出してしまうのです。
告白なんか出来ないくせに、どうやったら自分の気持ちが伝わるんだろうと考えていたし、帰り道で会えるように歩く速度を調節していたし、授業中こっそり彼を見ることに心を砕いていた。


それでも、どんな理由があったって何ヶ月も学校を休むわけにもいかず、このときは結局一週間で復帰。
一週間振りの学校は新鮮で、友達が抱きついてきて移動教室のとき一人は寂しかったと聞かせられて。それからチラリと彼の方を見たら、ちょっと嬉しそうに笑っていて、もうこれでいいやと思っておしまい。
それからはもう休むことはなかったけれど、それは彼を見られない方が寂しかったから。やっぱり二人を見るのが辛かった記憶があります。目に見えることだけで一喜一憂する、恋のど真ん中にいた時代でした。


失恋したショックで仕事を休むとか辞めるとか、そんな気持ちは少しは分かる。失恋したくらいで、と言う人はたぶん本当に好きな人を失くしたことのない人だ。失恋したんだと思うと、それだけで食欲もなくなって身体にものすごい影響が出て、具合が悪くなるのは真実。
他の人をそんなにも好きになることがこれから先あるんだろうかと思ってしまう私は、あの頃の自分が愛おしい。なんて自分に甘いんでしょうか。


ぁああ、頭が痛い。