ちゅるゆーかの頭の中を晒すブログ

ちゅるゆーかの頭の中

出会わなければよかった人などないと笑います。

弱さと生きていく

「本当に弱いのは、『強いと過信している』こと。(略) 本当の弱さは過信していることだと思う。」
……と、昨日書きました。

そこで、本日のお題。弱さについて。


弱いということにマイナスのイメージを持つ人は多いだろうが、他人から見て、弱いということは魅力であると思う。それとも、魅力に見えるようになっているのだろうか。


例えば、自分の意見を主張できる強そうに見える女性より、引っ込み思案で弱そうに見える女性の方を好く男性が多い。
以前読んだ本の主人公は、彼氏に「お前は一人でも生きていけるだろ。彼女には、守ってやる人が必要なんだ」と言われて浮気され捨てられた。

赤ん坊はなぜ可愛い(と思う人が多い)のかというと、可愛いと思われることによって守りたいと思われるからと聞いたことがある。赤ん坊は弱いので、守られなければ生きていくことが困難になる。守ってもらうために、弱さを克服するために、赤ん坊は可愛いのだそうだ。

魅力、ではなく守りたいと思わせるのが外から見た弱さなんだろうか。


自分自身の経験から察すると、弱さというのは己を知らないことに端を発すると思う。過信しているとしっぺ返しがくる。
だから、大人な人は謙虚であるのだろう。

よく心理学で言われるように、自分自身のことも自分自身では完全に理解できない。そして自分自身でも分からない自分自身を攻撃されたとき、人は自分がどうなるか分からず怖くなる。その恐れることを弱さと言うのだろうと思う。

それなら己を知ることが強くなることに繋がっていくから、人は大人になる前に思春期を迎えるのだろう


……それならば、私が今遅すぎる思春期を迎えているのは無駄ではないのだろう。
弱さを受け入れて、弱さと生きていけるようになれたらと思う。